【発病】ダイワ病のベール下がりを直す
はい、今回はリールを修理するお話です。お気に入りの16セルテートですが、とうとう発病しちゃいました。ベールが下がるダイワ病(-_-) 購入してから3年になりますので、なるべくしてなったといいますか・・・。釣りをする上で、必ず動かしますから劣化するのは当たり前なんですけどね。
最近、やけにライントラブルが多発するな〜と思ってベールを確認したら、ガッツリ下がってラインがスプールの上の方に寄ってる状態。そりゃトラブルじゃろ〜って感じw
というわけで、自分で修理してみる事に。
ネットで調べてみると、出るわ出るわw たくさんのブロガーさんが修理方法とか文句をいろいろと書いてますね。
シマノでもベール下がりの症状は出るそうですが、ダイワ程ではないらしいです。
↓症状としてはこんな感じ。こんなになるまで気付かないとは・・・。結構ヒドイです(ー ー;)
本来なら、スプールとベールが平行でなければならないわけですよ。
ベール下がりの原因として考えられるのは
①アームベール側ストッパーの摩耗
②ラインローラー側ストッパーの摩耗
③アームベールとローラーを接続する穴の摩耗
④内部スプリングのヘタレ
こんなところでしょうか。
それでは、分解していきましょう。
16セルテートのビスは『星型』なので、家庭にある普通のドライバーでは回すことができません。
『ヘクスローブレンチ』という星型のレンチが必要。ホームセンターで1本400円くらいで売ってます。16セルテートには『T8』と『T6』の2種類が必要です。
外付けのカバーを外すとスプリングが出てきます。このスプリングのヘタレもベール下がりの原因に。僕のセルテートは、まだ大丈夫そう。
アームベールを外す時に、この部分をしっかりと押さえていないと、アームベールを外した瞬間にスプリングの力で弾け飛んでバラバラになってしまいます。
はい。弾け飛ばしました(^_^;) 部屋中を這いずり回って、無事に飛び散ったパーツは発見できましたが、要注意です。
赤丸の突起が、アームベール側のストッパーです。ここが摩耗する部分。
この赤丸の箇所が、アームベール側のストッパーを受け止める部分。
アームベール側のストッパーを修復するか、ローラー側の受け止める部分を嵩上げするか、どちらかすればOK。
他にも、ベアリング化する方法などもあるみたいですが、めんどくさいので却下。
今回はローラー側の受け止める部分を嵩上げすることにしました。
ダイソーで0.4ミリのプラ板を購入。コイツをいい感じの大きさにカットして、瞬間接着剤でペタリ。ただそれだけです(^ー^)
どうっすか?いい感じにスプールと平行になったんじゃないでしょうか(^^) あとは、ラインを巻き直して完成です。
メーカー等に修理依頼をした場合、なかなかの金額を支払わなければならないみたいですが、今回かかった費用は1,000円ほど。
簡単な作業ですし費用も安いため、また発病してもやり直しできる分、お手軽です。
あなたのベールは大丈夫ですか?
*この記事を参考にして失敗しても、僕は一切の責任は負えません。自己責任でお願いします。